こんにちは。漢方薬剤師の黒澤です。連日の猛暑で、体力が奪われますね…
漢方の世界では、汗をかくと気(エネルギー)を消耗すると言われていて、この時期は注意が必要です。
さて、そんな夏にぴったりの漢方「生脈散」をご紹介します。
構成生薬が3種類と、非常にシンプル。
・人参(体力気力を補う)
・麦門冬(汗で失う潤いを補う)
・五味子(汗の出すぎを防ぎ、消耗を抑える)
胃腸を元気にしながら、汗で流れ出たエネルギーや潤いを補給してくれます。
生脈=脈を生ずる、とは、脈をイキイキさせるという意味。
血液の粘りをとって血液を巡らせる
↓
エネルギーを強め、血流を改善
↓
心臓のポンプ機能を高めて体の隅々まで潤いを補う!
という流れで、心身の疲れの予防や改善に早い効き目を発揮する処方と言われています。
夏バテしやすい人や汗をかきやすい人はぜひお試しください。身体が全然違います。
先日黒澤は、山登りの際に飲んでみて、最後まで元気に登れてとってもよかったです!
当サロンでは、漢方薬の老舗、イスクラ産業の麦味参顆粒という製品名の生脈散を扱っています。
お問い合わせお待ちしております。